おじさんとして生きる③~おじさん同士は上手くやれる
小学生は小学生と上手くやれますし、中学生は中学生と付き合うものですし、大学生は大学生でだらだらやってます。
そう、おじさんはおじさん同士で上手くやれるのです。
銭湯や温泉で突然、おじさんに話しかけられてしどろもどろになったことが若者の皆さんにはあると思います。
かくして私もおじさんになる前はそうでした…。
秋田の乳頭温泉の露天風呂(混浴)に浸かっていたときのこと、突然、奈良からきたおじさんに「乳頭温泉の混浴いうても本物の乳頭見えへんがな!わはは」などと話しかけれましたが、当時、まだ30歳でおじさん以前だった僕は苦笑いしかできませんでした。
でも今の私なら、おじさんとして完パケた私なら、おじさんとバイブスを合わせて「ほんま、名前で期待さすな!ってとこですわな!わはは」と返すことが可能です。
人生の中でもっとも長い期間、人はおじさんなわけですから、おじさんは世界でもっとも人口ボリュームがあるわけで、つまりおじさんになるということは、世界で一番多くの人とバイブスを共有できる…そういうことなんです。
世界はひとつ…おじさんになって初めて実感できるのがこの感覚です。
東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」…あの人形は子供ではなく本来はおじさんであるべきです。