おじさんとして生きる⑦~良いおじさんと悪いおじさん
残念ながら…すべてのおじさんが良いおじさんではありません。悪いおじさんも確実に存在しています。
良いおじさんと悪いおじさん。この二つのおじさんを別けているものは何か?
一番大きな要素が「機嫌」です。
良いおじさんは機嫌が良い…つまりご機嫌!悪いおじさんは機嫌が悪い…つまり不機嫌なのです。
この「機嫌」という要素に比べたらギャグのクオリティーや体型、服装といった容姿など誤差レベルです。
悪いおじさんをイメージしてください…。無意味な説教、理不尽な怒り…などの様子が目に浮かぶのではないでしょうか?
それらは機嫌が悪いことによってとられる行動です。
ご機嫌なおじさんを想像してください。
確かに寒いギャグを言うかもしれない、下ネタを言うかもしれない…でも「また言ってる笑」でそういうおじさんはスルーできますし、前歯がなくてもご機嫌なおじさんであれば「前歯ないけど陽気だね」となるわけです。ご機嫌なおじさんをそこまで嫌いになれないのが人情というものです。
つまりご機嫌な状態であることによっておじさんは良いおじさんになるのです。
良いおじさんでいるためには機嫌を良くする必要があるわけですが、機嫌とは基本的に環境…つまり場によって左右されます。
ここで悪いおじさんがとりがちな行動が場を自分の居心地のよいように変化させようと他人に働きかけることです。説教したり、怒ったり、ケンカしたりするわけです。この行動は100%失敗します。成功しているのを見たことありません。必ず場は最悪な雰囲気となり、気がつけば悪いおじさんが一人…となってしまいます。
ではどうすれば良いおじさんとなるべく、おじさんは居心地の良い環境に身を置き、機嫌を良く保てるのでしょうか?
これには2つの行動しかありません。
①機嫌が悪くなりそうな場にいかない。
②機嫌が悪くなりそうな場であれば帰る。
です。
家に遊びにくるといつもご機嫌でお小遣いをくれるおじさんなのに法事など大人数の親戚集まりには何かと理由をつけてこない、もしくは早々に帰ってしまうおじさんがいると思いますが、あれは義理の兄弟、もしくはおじさんの伯父と折り合いがよくないからです。自分がご機嫌でいられない場を察して回避する…これこそ良いおじさんが良いおじさんとして最高のパフォーマンスを保てる秘訣なのです。
悪いおじさんに対する対処法が知りたい?
これは難しい問題です。
悪いおじさんは当たり屋みたいな存在です。わざわざ自分でやってきて機嫌が悪くなっていく…最悪ですよね。
下手に機嫌をとると長いをされることもありますので「はあ…」「まあ…」などの生返事を繰り返して早々に帰っていただく、もしくいは寝たフリで、場を終わらせるのがベターな方法でしょう。後は野良犬に噛まれたと思って早く忘れるしかありません。